June 18, 2012

23th June, 2012 Sister Sister feat. Jun Murakami

昨日のブログのアクセス数が驚きの数字で、
少々うろたえつつも、TwitterでのRTの力って凄いなぁ...と思うと同時に、
ソーシャルネットワークの怖さも感じつつ、
とりあえず昨日の記事を読んで頂いた人には感謝の気持ちでいっぱい。。

『ありがとうございます』


約3ヶ月、DJをやっていないせいも勿論あるけど、
4月の半ば頃から、自分自身のバージョンアップについて
とても興味を持ち、尚且つ色々な事を実践、そして試している。
そんな時期も相まって、音楽からかけ離れていっているのは確か。
これまでも一旦DJをやめていた時期もあったが、
今回の感じとその時の感じとは理由が全く違う。

ただ今回のバージョンアップの途中段階で
DJが出来るという事は、有る意味、
私にとってのDJという行動・活動が明白になるような
なんだかそんな予感がする。

結果がどちらにしろ、私は前を進むのみだと思うし、
何が大切か何が今必要なのか、という事が分かる良い機会として
23日のSister Sisterがとても楽しみ。

今回は久しぶりにゲストをお呼びしました。
直接面識はなかったけれど、
DJとしては随分前から知っている方。
勿論、俳優としても。

Guest: 村上 淳 Jun Murakami
http://www.houyhnhnm.jp/blog/murakami/

俳優であるが、DJのキャリアのほうが長いことは極地的に知られている。
フロアが昇天するようなプレイではないという情報が入ってきている。
なお、社交的なDJだというツイートも見かけた...。
とにかく、みなさん楽しみましょう。
当日お会いできることを楽しみしています。



前回、ムラジュンさんのDJを聴いたのは
数年前の福岡でのパーティー。
かなり渋めの選曲で、男らしい感じだ。と思った。
そして、そのプロフィールもムラジュンさんらしい(と思う)。





2012. 6. 23 (sat)
Sister Sister  at 三宿WEB


Open: 23:00
Charge: 2,000yen (1D)


Guest DJ:
Jun Murakami

DJ:
m.y.k.
mayu
Monkey Timers

Visual:
sati. (HUEMM)




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June 17, 2012

あの日の涙


ようやく重い腰をあげる事が出来た。
振り返ってみると、もう2ヶ月近くブログを更新していない。
ブログを始めて6年、こんなに長い間書いていない事は初めてだった。

『書こう』と思う気持ちは日々あったのだけど、
思いがどうしても文章に出来ない。
元々、自分の気持ちというものを言葉で相手に伝える事を苦手とするので、
文章を書き始めると、相当な時間を使ってしまう。
あともう一つの理由として、PCに向かうという時間が激減した事か。
前はあれだけいろんな情報をネットから仕入れ、
自分の肥やし(情報の速さと量)としていたのに、それをやめてしまった。
理由は幾つかあるのだけど、今の私にとっては割とどうでもいい事になったから。



6月15日の金曜日の夕暮れ、私は首相官邸前に居た。
翌日に大飯原発の再稼働が決定されるという事で、
再稼働反対のデモが行われていたからだ。
私はその場所から目と鼻の先で今仕事をしている。
数ヶ月まえから、毎週金曜日にその場所でデモが行われているのも知っている。
4月に一度だけ、チャーベくんが居るという事で、その行列に行った事もある。
だけどその時は、後に用事があったのですぐその場を去った。
あれから、金曜日の度にその場所を通って帰っていたのだけど、
今回は足が自然とその場所に向かっていた。


これまで遠目で見ていたけど、今日は明らかに人の数が多い。
仕事帰りのOL風の女性、ヒッピー風なお兄さん、モヒカンのお兄さん、
iPhoneを片手にしている若い人、私よりも少し年上のおばさん、
おじさんまで、とにかく色々な年齢層の人々が集まっている。
私は知り合いを探すも、さすがにこの人の多さでは無理だと思い、
列の反対側の歩道の縁でデモの様子をずっと見守っていた。


しばらくするとなぜだろう、胸がいっぱいで苦しくなってくる。
綺麗な紺色の空と奥に浮かぶ高層ビルの明かりがぼんやりとしてくる。
自分自身に驚いた。
涙が溢れ出しそうになっていた。

マイクで再稼働反対を訴えるその言葉に胸がいっぱいになったのでなく、、、
なんだろう、、、この張り詰める思いは、、、、、。


うまく呼吸が出来なくなったので、
カフェに逃げ込むようにその場を離れた。

それから私の頭の中ではいろんな思いがぐるぐるぐるぐる回り続けた。
でも、確固たる言葉や理由が出てこなかった。



私が重い腰をあげたのは、
私と同じように、この混乱した気持ちを綴っていた方がいたからだ。

私の大好きな長谷部さんのブログ

私と同じように、なんてとても恐れ多いのだけど、
10年以上前に何回かお仕事でご一緒させてもらって、
それからお会いできる機会が全くないまま、一方的にブログを読ませて頂いてるだけですが、
でも、その気持ちをちゃんとした言葉で綴られているので、
私も『書こう』という気持ちになった。


迫力、戸惑い、希望、無力感。。。


私には言葉に出来なかったけれど、
そう、たくさんの溢れる気持ち。

あの日の涙から2日経ってもまだ混乱している。
だけど、また行ってみようと思う。
一緒にシュプレヒコールをあげるのもいい、
ただそこに居るだけでもいい、
きっとそれぞれの人に何かを感じ取る事が出来ると思う。

私のように胸がいっぱいになる人も
きっといる、と思う。


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